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心を柔らかくしてくれるグリーンのある空間。さかんに言われている地球環境も、目の前の小さな植物を楽しむことと根本は同じ。ともに暮らし、興味を持ってずっと大切にしていきたい。そんなグリーンライフな話題を取り上げていきます。

美しい芝生を造っていただけるよう、基礎講座を4回シリーズでお届けします。

第1回:芝生の種類
第2回:芝生の張り方
第3回:芝生の管理
第4回:トラブル対策

元気な野菜を育てる基本は土づくり。「エンジョイ!野菜園」では、土づくりの基礎講座を6回シリーズでお届けしました。
ちょっとしたお手入れでマシンの調子は良かったり悪かったり。そんなメンテナンスのポイントをご紹介します。運転前に一度ご覧になってみてください。
「メンテナンスのポイント」ページへ
 

第3回:二十四節気のうつろいを感じるくらし

●太陽の動きに基づいてできた農事暦
畑仕事をはじめて、天気に敏感になったという方は多いでしょう。雨が降るか、霜は降りるか、気温はどうかと、植物を育てる上では様々な気候の変化が気になってきます。ところでテレビの天気予報を見ていて「今日は二十四節気の雨水です」といった言葉を聞かれたことはありませんか?二十四節気とは季節を知るための暦の目安で、もともとは古代中国の黄河流域でつくられました。当時使われていた太陰暦は月の満ち欠けに基づいていたので、新月から新月までを1ヶ月とするため、だんだん季節がずれてしまいます。たとえば四月は春だったのに、数年後は冬になってしまっては、農作業にはとても不便でした。そこで気候の推移を太陽の動きで表す目安を暦に入れることにしました。太陽の軌道を12に分けて、太陽がその境目を通る時を節気、中央を通る時を中気と呼び、24通りの季節を表す言葉で表したのが二十四節気です。ただし365日は24で割り切れないため、中気を含まない月を「閏月」としていました。中国で作られた二十四節気は黄河流域の季節感を反映しているため、日本の気候と一致しない部分もありますが、俳句の季語に詠まれるなど日本人の感覚に深く根付いています。また立春を起点として「八十八夜 」「土用」「二百十日」など日本独自の雑節も生まれています。

●歳時記の食材で旬を味わう
冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと言われます。野菜が不足する季節にカロテン(カロチン)が豊富なかぼちゃは貴重なビタミン源となり、健康によい食事を節気のならいとした先人の知恵に感心させられます。また夏の土用にうなぎを食べるのも、暦にあわせた食養生です。このように旬を感じる食習慣が薄らいできました。さきほど二十四節気が俳句の季語になっていることを述べましたが、季語にはたくさんの食べ物の名前も挙げられています。「よもぎ摘む」春、「鰹釣り」の夏、「葛掘る」秋、「こんにゃく干す」冬などの季語には、生き生きとした情景までが浮かんできそうです。この俳句の季語を集めた「歳時記」や「季寄せ」に記されている食べ物を、その季節に味わってみてはいかがでしょう。俳句をたしなんではいなくても、失われかけた旬の季節感がくらしによみがえってくるかもしれません。

●時候のあいさつに生きる季節感
電子メールのやりとりが増えてきた今だからこそ、年賀状や暑中見舞いのはがきを受け取るとうれしいものです。こうした時候のあいさつの中には、二十四節気の季節感が残されています。たとえば寒い正月に出す年賀状に「迎春」「初春」などと記すのは、旧暦で立春を年の初めと考えた名残りです。また寒中見舞いは、寒の入りの小寒から立春の前日の節分までの「寒中」に出すたより。暑中見舞いを出すのは小暑と大暑の間の「暑中」で、立秋を過ぎてなお暑さが厳しい折に出すのが残暑見舞いとなります。
はがきで交わす季節のたよりだけでなく、ビジネス文書にもこの感覚は生きています。「拝啓」で始まる頭語に続いて、一月なら「大寒の候」、三月に「啓蟄の候」、七月は「大暑の候」、十月は「寒露の候」というように、二十四節気の言葉で時候を表すことができます。もしふだんは「時下ますます」といった表現をお使いでしたら、ひとこと季節を表す言葉を盛り込んでみませんか。五月の文書の冒頭に「立夏の候」とあるだけでも、受け取った方にさわやかな初夏の趣きを感じていただけるのではないでしょうか。

 
二十四節気
立春 雨水 啓蟄
春分 清明 穀雨
立夏 小満 芒種
夏至 小暑 大暑
立秋 処暑 白露
秋分 寒露 霜降
立冬 小雪 大雪
冬至 小寒 大寒
※各節気についての解説はこちらをご覧下さい。

冬至のかぼちゃにかぎらず、節気を「旬を味わう」きっかけにするのもいいかもしれませんね。






自然を相手にしていると、季節を身近に感じられます。収穫した野菜を贈るときは、美味しさと一緒に添えるひとことでも季節を届けたいものですね。

 

 

 
 
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