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GreenTecnology
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心を柔らかくしてくれるグリーンのある空間。さかんに言われている地球環境も、目の前の小さな植物を楽しむことと根本は同じ。ともに暮らし、興味を持ってずっと大切にしていきたい。そんなグリーンライフな話題を取り上げていきます。

美しい芝生を造っていただけるよう、基礎講座を4回シリーズでお届けします。

第1回:芝生の種類
第2回:芝生の張り方
第3回:芝生の管理
第4回:トラブル対策

元気な野菜を育てる基本は土づくり。「エンジョイ!野菜園」では、土づくりの基礎講座を6回シリーズでお届けしました。
ちょっとしたお手入れでマシンの調子は良かったり悪かったり。そんなメンテナンスのポイントをご紹介します。運転前に一度ご覧になってみてください。
「メンテナンスのポイント」ページへ
 

第6回:園芸療法(Horticultural Therapy)

人の命と植物の命の関わり

園芸療法や園芸セラピーという言葉を聞いたことがありますか?まだ一般には聞き慣れない言葉ですが、福祉施設や病院などで取り入れるところがしだい増えています。園芸療法とは、ひと言でいえば植物の持つ力を使って人の心や身体を元気にすることです。もう少し詳しく説明すると、「植物や園芸活動を媒介として、さまざまな障害や困難を持ちながら生きている人々の心身に働きかけ、彼らが自らの最大限の潜在能力を活かすことができるように手助けをすること」といえます。
土や植物に触れ、自然の恵を受けながらそれぞれのリズムで生活を営むことは、すべての動物に共通する営みです。土を耕し、種を蒔き、水を与えて食物を育て命をつなぐ。有史以来、人間が営んできた植物との生活は、今も私たちに安らぎと安心をもたらしてくれます。また植物は人間と同じ生き物です。人の働きかけには、緩やかではあっても確実に反応を示してくれます。そこに人間と植物との心の交流が存在します。同時に、土に触れ植物と向き合う時、人は自分自身と対話しているのかもしれません。また植物のライフサイクルに自分の一生を重ねてみることもできます。植物と向き合い、自分自身とも向き合うこの時間と空間こそ、純粋な「癒し」の時であり、場所であるともいえるでしょう。

アメリカで発達し、
その対象を広げる

園芸療法が注目され、大きく発展してきたのはアメリカにおいてでした。特に第二次世界大戦後のアメリカで、戦争で心と身体が傷ついた兵士たちの精神的・身体的・社会的なリハビリテーションを行うことに園芸が着目され、兵士たちは園芸を行いながら自らの心を癒し、体力を回復し、そして社会復帰していったのです。この過程を通して、アメリカ各地の大学に園芸療法の講座が開設され、園芸療法の基礎理論や行い方が研究され、園芸療法の対象もしだいに広がりを持つようになっていきました。やがて1970年代になると園芸療法士の資格が設けられ、園芸療法協会も設立されました。
一方、1950年代から始まり、その後の世界の福祉政策に大きな影響を及ぼした考え方にノーマライゼーションがあります。それはデンマークで障害を持つ子供たちの両親が、障害者を施設に隔離するのではなく、障害を持ったまま地域で普通の生活ができるような社会をつくるべきだと考え始めたところから起こりました。この考え方が園芸療法にも取り入れられ、また園芸の本家であるイギリスにも普及しました。つまり、医療・教育・福祉の総合化がイメージされ、アメリカやイギリスではあらゆる人々のための庭園とガーデニングをスローガンに、視覚障害者のための庭園など園芸療法のデモンストレーション・ガーデンが作られたのです。

植物の力が人々の心を癒す

園芸療法は、身体や心になんらかの問題を含んだすべての人を対象としています。ですから、健康な人が園芸を楽しむ趣味としてのガーデニングとは一線を画しています。アメリカやイギリスでの園芸療法の主な対象者は身体障害者や精神障害者、高齢者、また病気で入院したり自宅療法している人々です。
園芸療法として行われる園芸活動の特徴は、「自然」「場」「人」の3つの要素を持っています。つまり、時間や天候・四季の変化という自然のリズムに(委ねる)こと。園芸が行われる場に(集まる)こと。そして、ともに行う者が(関わる)ことです。それによって身体機能や感覚の活性化という身体的効果、やすらぎや安心、気分転換といった心理的効果、さらに共有体験を通したコミュニケーションや協調といった社会的効果が期待されます。具体的には、不安や緊張がほぐれる、創造的な表現ができるようになる、衝動を抑えることができるようになるなどの効果があるといわれています。もともとは身体的リハビリテーションとして発達した園芸療法ですが、いまや精神的な側面に大きく着目されています。現代医学の力が及ばない人々の心の問題も癒してくれる植物の力。その奥深さと神秘さを感じずにはいられません。

 

元気で美しい姿をみせてくれる植物と触れあう時、自然と笑みがこぼれますね。

 

 

 

植物が持っている成長のパワー。どんなに小さくとも自然そのものがそこに存在しています。

 

 

 

 

 

美しい花。かわいらしい花。のびのびと枝を広げる活きいきとしたグリーン。生活の中のちょっとしたスペースでも植物との生活を楽しむことができますね。



 

 


 

 

 
 
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