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農山村から届く 季節のメッセージ
週末などに郊外へ出かけると、「産直」のお店がたいへんにぎわっています。緑を間近に感じながら澄んだ空気をたっぷり呼吸し、とれたての野菜や果物を買う楽しみは格別です。大手スーパーでも売場の一角に地元の生産者による産直コーナーを設けるところが増えてきました。近年は食品の安全性にかかわる問題が相次いでいるだけに、生産者の顔が見える食品を求める気持ちはますます強まっていくでしょう。ふだんよく使う野菜だけでもと、家庭菜園に取り組む方も増えています。でも、都心ではなかなか畑にできるスペースを確保するのが難しいことも事実ですね。そこで、郊外の産直と併せてご紹介したいのが『ふるさと会員制度』です。
これは、年会費を支払って会員になると、地域の産物を年に数回、旬の時期に届けてくれるシステムで、いわば都会に居ながらにして農山村の特産品を購入する「産直」といったところ。自宅まで宅配されるので、頻繁に通えないような遠い地域の特産品でも気軽に手に入れることができます。全国の多くの地域で実施されていますので、関心のある地域をあたってみてはいかがでしょう。 (財)都市農山漁村交流活性化機構では、全国各地で実施されている会員制度や特産品が一堂に紹介されています。会員制度への申し込みは、各自治体のホームページなどからできるところがほとんどです。
豊かな "食" を育む
きっかけとして
利用者の感想をいくつかご紹介しましょう。「ふるさとができたようで毎回楽しみにしています」「他の農産物も知りたくなりました」「将来、田舎暮らしを考えているのですが、この会員制度は1つの入り口になりますね」といった喜びの声がたくさん寄せられています。
このように、ふるさと会員制度には旬の味覚をいただく喜びとともに、農山村との心の交流ができる楽しみがあります。水と空気のきれいな地域で、低農薬あるいは無農薬で育てられる野菜や、昔ながらの製法で作られる加工品は大きな魅力ですし、食品に限らず、農山村の産物には、そこに暮らす人たちの生活の知恵や工夫が息づいています。これらの産物を通して、その地域の自然や農業へ思いを馳せるところから、グリーンライフは始まっているのかもしれません。
ふるさと会員制度を実施している多くの自治体が、会員の特典として地元の行事やイベントなどへ招待しています。実際にその地域を訪ねて地元の人や自然とふれあう機会が持てれば、野菜や果物の味わいもぐっと増すことでしょう。そして、私たちの日常の食事が、自然の作用や生産者の労力の上に成り立っていることを知り、また新しい視点で自然を見つめられるようになりたいものです。食卓に上る料理を見て「ああ、これはあの人が作った野菜だ。今頃どうしてるだろう」と、家族で話し合うきっかけともなれば素晴らしいことです。これもまたふるさと会員制度がもたらす楽しみの一つですね。
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 野菜や果物、米、農産加工品など、いろんなものがありますので、いろんな地域の好きなものを探す楽しみも味わえますね。
 育てられた景色や環境を想像しながら味わうとまた格別です。
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