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芝生は、ガーデニングのベースとして欠かせないだけでなく、夏の照り返しを防ぎ、冬の寒さを和らげ、土ぼこりを抑えてくれます。初めての方でも、誰もがうらやむような美しい芝生を造っていただけるよう、芝生についての基礎講座を4回シリーズでお届けします。

Vol_1/芝生の種類  

Vol_2/芝生の張り方

  Vol_3/芝生の管理   Vol_4/トラブル対策

 

芝生は、秋・冬さえ避ければほぼいつでも張ることができます。
おすすめは3〜6月で、特に梅雨入り前の4月、5月が最適ですが、7月、8月の暑い時期でも水を切らさないようにすれば、しっかり根付きます。日当たり、風通し、水はけの3つが揃った場所なら理想的です。

下地づくり

石をていねいに取り除き、雑草は根から抜く。

全体を7cmほど掘り、表面を平らにならす。

砂を4〜5cmの厚みに敷いて水はけの良い下地にする。

スコップなどで砂を平らにならし、全体に散水して砂を締める。

砂の上に培養土か畑の土を敷く。(雑草や石が入らないよう注意)
※保水性を高めて水切れしにくくするため

スコップなどで表面をならした後、踏み固めて土を締める。
※凹凸や段差ができないようていねいに。
※この状態で1〜2度雨に打たせると土がよく落ち着きます。

張り方

ここでは、ポピュラーな高麗芝を例に進めることにします。ホームセンターなどでは『20cm×30cm』といった広さのマット状の芝苗が販売されていますので、芝生を張る面積と張り方の種類(下表参照)から、必要な数量を割り出して準備します。自分で張るには「目地張り」がおすすめ。目地を設けることで、芝苗の脇から水が浸透しやすく、丈夫な芝が育ちます。

庭に糸をピンと張り、その糸に沿って芝を並べていくときれいに仕上がります。終わったら足でよく踏んで、芝苗と土をなじませます。

芝生の上から、ふるいを使って葉が隠れない程度に土を薄くかけます。目地の隙間にも十分にかけておきます。

ほうきやレーキなどで土をよく芝にすり込み、凹凸をなくします。その後、水をたっぷり与え、2週間ぐらいは水やりや雑草とり以外は芝生に入らないようにします。

根付くまでの1〜2カ月は芝生の上を歩かない方がいいのですが、やむなく立ち入るときは芝をずらさないよう慎重に歩きましょう。

土まき:1回目の芝刈り後に行います。土は芝の葉がかくれない程度に薄くかけます。きれいに除草した後に行いましょう。

芝生のいろいろな張り方

べた張り
隙間を空けずに敷き詰める方法で、すぐに芝生が楽しめる。目地の間隔は1〜2cmに。目地が十字にならないよう、1列敷いたら次の列は半分ずらして目地がT字になるように敷いていく。
目地張り
最も一般的な張り方で、芝苗の間隔を4cmほど空けて敷いていく。均一になるまで3〜4カ月かかるが、芝苗の量は全面積の8割ですむ。隙間の幅を広くするほど、仕上がるまでに時間がかかる。
一条張り
一列おきに張っていく方法で、芝苗の量は半分ですむが、均一に芝に覆われるまでに1年以上かかる。
市松張り
市松模様に張る方法で、一条張りと同じく、完成までに時間がかかり、家庭用にはあまり向かない。

 

芝生の管理ポイント〜すでに芝生のある方へ

暖地型芝生(夏シバ)の
緑化期間を長くするには

夏シバは寒くなると休眠に入り枯れてしまいますが、緑の状態を少し長くする方法があります。寒さが本格的になる前の秋の施肥時に、目土をいっしょに散布するのです。やるとやらないとではかなりの差があります。
また春になる前に同じことをすれば、芽が出るのが早くなり、すぐに緑が楽しめます。いずれも限界があり、肥料のやりすぎには注意が必要です。
また、年間通して芝生を常緑にするために、暖地型芝生の上から、冬も緑を保つ寒地型芝生の種子をまく“オーバーシード”という方法があります。両方の芝生の特性を生かし、季節ごとにバランスを取るにはそれなりの技術や手間が必要ですが、常緑の芝生にはチャレンジしたくなる魅力がありますね。

 
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