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元気な野菜を育てる基本は土づくり。
そこで初めて野菜づくりにチャレンジする方にもわかりやすく、
土づくりの基礎講座を6回シリーズでお届けします。

 
土壌改良
     
 
第6回:除草・中耕
    土づくりはタネをまいたり、苗を植えたりすると終わりではありません。何も手をかけないと土はどんどん固くなってしまいますから、作物の成育期間中に2〜3回は土を耕してあげましょう。この時に除草や追肥をあわせて行い、株の根元に土を寄せておくと作物が倒れにくくなります。
除 草
畑に雑草が生い茂ると、作物が必要とする土壌中の養分や水を奪われたり日当たりが悪くなったりします。作物の生育を阻害しないよう、なるべく雑草が小さいうちに取り除きましょう。
除草は、土が軽く草が枯れやすい晴れた日に行うとよいでしょう。小規模な菜園なら手で雑草を抜き取るか、鎌、クワなどの簡単な道具で根こそぎ刈り取ります。機械を使う場合は、畝の間の土を撹拌して雑草を切断したり、土中に埋め込んだりして除草します。
除草を兼ねて中耕すると土がよみがえり、作物の生育がよくなります。
除草
中 耕
 
中耕とは

タネまきや植え付けをした当初はフカフカと柔らかだった畑の土も、日時がたつと畝や株元の土が雨に流されたり、農作業のために踏まれたりして土の表面が固くなり、水はけや空気の含みが悪くなってきます。また台風や豪雨の後なども、畑に水がたまって土が固く締ってしまいます。
そこで栽培中に畝間や株間を耕して土をやわらかくし、野菜が成育しやすいようにほぐすことを「中耕」といいます。

中耕の目的
1 生育初期の雑草を取り除き、雑草が生えてくるのを抑えます。
2 土壌をふっくらとやわらかくして、野菜の根の張りをよくします。
3 通気性を高め、土中に酸素を補給します。地中への雨水の浸透を高め、根の発育を助けます。豆類の場合は土壌の通気性がよくなることで、根粒菌の着生が促されて、生育が良好になります。
4 株のそばに土を寄せて、株の傾きを防止し、作物が倒れるのを防ぎます。

中耕の方法

中耕は晴天の土が乾いている日に行います。1回目の中耕は植え付けの2〜4週間後ぐらいを目安に、土の表面が固くなり、雑草が発芽している時期を見はからって行います。クワや移植ごてなどで、株間や条間、畝間の土を軽く起こして、土の中へ空気を送り込んであげましょう。初めは浅く、次第に深く数回に分けて耕します。ただし根を傷めないよう注意して作業します。とくに生育後半には、作物の根が広く張っているため、条間や畝間も気をつけて耕してください。2回目以降は野菜の生育に応じて少しずつ、開花までに2〜3回の中耕を行うとよいでしょう。

土寄せ(培土)

中耕でやわらかくほぐした土を、野菜の株ぎわによせて茎下部から根の周囲にかぶせることを土寄せ、または培土といいます。土寄せすることで作物の根元を保護し、倒伏を防ぐことができます。また土を盛り上げることで株間の雑草を抑え、地表排水にも効果があります。大根やイモ類など根もの野菜では、根の生育を促すことで品質が良い作物ができます。

間引きについて
畑に苗が密生して葉と葉が重なり合うような場合は、間引きして良い株を残して育てます。間引くことで日当たりや風通しがよくなります。間引く苗の目安は生育が悪いもの、逆に大きく伸びすぎているもの、病害虫のあるもの、茎葉が傷んでいるもの、葉の形や色の異なるものなどです。最終的に株間が等間隔になるように苗を抜いていきます。この間引きを行ってから追肥、中耕、土寄せを一連の作業として行うと効率的です。なお大根、春菊、カブ、ホウレンソウなどの間引き苗は食べられますので無駄なく利用しましょう。

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「エンジョイ!野菜園」は今回で終了です。

 

 
 
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