| 「創感」第12号・平成二十年 年頭所感 |
2008年1月1日 |
きめ細かな対応で農家へ貢献
旧年中は、格別のお引き立てを戴き誠に有難うございます。旧年に引き続き本年もよろしくお願い致します。
世界経済は、人口構成比率が高い新興国に経済発展の比重が移り、急ピッチで拡大しております。特に、自動車、電気、建設など資源を多く使う産業の成長が著しいようです。ピッチは少ないものの近年の先進国の経済成長も含めて、天然資源の供給が需要に追いつかない状況が続き、ここ数年間は、燃料や原材料の価格上昇が続いております。
燃料高騰や環境問題の克服にも効果的な、ブラジルのエタノール生産と消費システムモデルの成功に刺激され、他の国も続けとばかりに農産物をエタノールの材料へと振り向けており、世界的な食糧や飼料の価格上昇に繋がっております。今は国内に充分に入ってきている食料も、このような世界の人口増加と経済発展、資源不足の結果、劇的に需要が増えて行った時に、これらの輸入が安定的に続くかどうかはわかりません。
どのような環境の変化があっても、国内の消費者の農産物の安心・安全の要望に応えるために、これから農業機械業界の果たす役割は大きい。当社も業界の一員として、安心・安全な農産物の安定供給に繋がるような、今までなかった新しい価値を創造し、農家に一番に喜んでいただけるような製品とサービスを提供したいと決意も新たにしております。
今、国内の農業は全国一律の作物体系から脱皮し、各地域の特色を生かした独自性が求められています。需要の多様化と呼応した自然な流れと思われます。農業機械の開発も、一律の作業体系から多様化体系へと進んでおります。我々も各地域の農家の要望を細かに聞き入れ、細かな対応を心掛けていきます。
本年も農家の繁栄の為、農業機械業界の一員として微力ではありますが、全社一丸となって取り組んでいきますので、なにとぞよろしくお願い致します。
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