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「創感」第12号・平成二十年 年頭所感 2008年1月1日

きめ細かな対応で農家へ貢献

 旧年中は、格別のお引き立てを戴き誠に有難うございます。旧年に引き続き本年もよろしくお願い致します。

 世界経済は、人口構成比率が高い新興国に経済発展の比重が移り、急ピッチで拡大しております。特に、自動車、電気、建設など資源を多く使う産業の成長が著しいようです。ピッチは少ないものの近年の先進国の経済成長も含めて、天然資源の供給が需要に追いつかない状況が続き、ここ数年間は、燃料や原材料の価格上昇が続いております。

 燃料高騰や環境問題の克服にも効果的な、ブラジルのエタノール生産と消費システムモデルの成功に刺激され、他の国も続けとばかりに農産物をエタノールの材料へと振り向けており、世界的な食糧や飼料の価格上昇に繋がっております。今は国内に充分に入ってきている食料も、このような世界の人口増加と経済発展、資源不足の結果、劇的に需要が増えて行った時に、これらの輸入が安定的に続くかどうかはわかりません。

 どのような環境の変化があっても、国内の消費者の農産物の安心・安全の要望に応えるために、これから農業機械業界の果たす役割は大きい。当社も業界の一員として、安心・安全な農産物の安定供給に繋がるような、今までなかった新しい価値を創造し、農家に一番に喜んでいただけるような製品とサービスを提供したいと決意も新たにしております。

 今、国内の農業は全国一律の作物体系から脱皮し、各地域の特色を生かした独自性が求められています。需要の多様化と呼応した自然な流れと思われます。農業機械の開発も、一律の作業体系から多様化体系へと進んでおります。我々も各地域の農家の要望を細かに聞き入れ、細かな対応を心掛けていきます。

 本年も農家の繁栄の為、農業機械業界の一員として微力ではありますが、全社一丸となって取り組んでいきますので、なにとぞよろしくお願い致します。

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「創感」第11号・平成十九年 年頭所感 2007年1月1日

安全安心な農産物生産への貢献

 旧年中は、格別のお引き立てを戴き誠に有難うございます。旧年に引き続き、本年もよろしくお願い申し上げます。

 世界情勢は、先進国に続くBRICsと称される経済発展著しい国々やその他諸国の経済活動の活発化により、経済の米たる天然鉱物資源はここに来て一気に需要が供給を上回り、品不足や価格の急上昇を招いております。このような国家間の資源争奪競争や貧富の格差拡大が、ひいては国際テロや紛争にも繋がってきており、中には北朝鮮のように核兵器を振りかざし、諸国の平和を脅かす国も出現してきております。

 逼迫しているのは天然鉱物資源だけではなく、海産物、農産物においても需給バランスは変化してきております。かつて農産物輸出国であった中国は今では対外貿易による外貨に潤い、輸入大国と化しております。また海産物資源も世界中での乱獲により激減しており、数十年後には絶滅の警鐘を鳴らす人も居るようです。併せて、世界的な人口は急増の一途を辿っており、食糧不足の時代の足音はすぐそこに聞こえてくるようです。

 その様な中、先進国の中でも最も食糧自給率が低く、その上膨大な農地を遊ばせている我が国の農業の現状は異常としか言い様がありません。国民のために、いつでも安全で安心していただける農産物の生産に貢献することが、我々業界の使命であり、その期待は今後ますます大きくなってくるものと思います。これからは、農産物も価格競争から、安全・安心・安定供給と言う付加価値が付いた価値競争へとシフトする時代に差し掛かっており、その事を消費者へ強くアピールすると同時に、また良く理解していただく必要があります。

 当社も微力ではありますが、業界の一員として直面するこれらの課題に全社一丸となって取り組んで参りますので、本年もなにとぞよろしくお願い致します。

 
「創感」第10号 2006年7月10日

顧客満足について

約240年前に、人力や畜力をはるかに上回るパワフルな蒸気機関が出現し、それを動力源として利用した工場の勃興というイギリスから始まった産業革命によって、近年の工業化社会は幕を開けました。今では先進国に続き、世界中の大半の国々で工業化が進展し、人類はより安い製品をより多く作り使うことに腐心しております。

現在に至るまで戦前戦後の物不足時代においては、物の価値や良さよりも低価格やより多くの量が優先され、物さえ有れば売れるという、供給者サイドの理論が通じる時代が長く続きました。しかし、工業化されて久しい国々では20年以上前より、物余り現象と経済成長の鈍化という先進国が通る一つの通過点も経てきました。

その様な中、人の満足感は長続きしないもので、今の満足より更に上の物(事)を次々に求めるようになりました。そこに、新たな価値観を探り、顧客の要求を先取りする企業間競争が繰り広げられているのです。今では、物やサービスを売るだけではなく、物やサービスによって感じられる「感動」を売るという概念に変化してきているようです。

その「感動」とは、

(1) 品質が良いことによって得られる充足感、安心感。

(2) 待たされず、早く手に入れられる喜び。

(3) 他より割安なことによって感じるお得感。

つまり、流行るラーメン屋さんに例えるなら「美味い、早い、安い」という三拍子のことでしょうか。ただ、目や口が肥えた今のお客様は、それだけでも満足しないでしょう。それでは更に満足度を高めるために与えるべき感動とはなんでしょうか。

例えば

(1) 今までなかった製品・サービスを他人より先に使う喜び。

(2) お客様自身が日頃思っている要望について、それが聞き入れられている喜び。

(3) 省エネ・省資源・リサイクルなどの環境配慮製品・サービスの利用より、環境負荷低減に貢献しているという自負心、等々。

というような新たな顧客満足のハードルも見えてきました。これからも時代の変化と共に、人が欲しがる満足項目は更に増えてくることでしょう。

一つの地球に住む我々人類としては、ともすれば人に害を及ぼすこともあった工業化社会を、これからはより長続きし、人の満足度を高める工業化社会にしていく必要があります。人が将来にわたって、人の為に長く役にたつことを考え実現していくことが、真の顧客満足度向上に繋がるのだと思います。

 
「創感」第9号 2006年1月1日

年頭所感:資源不足と輸入農産物の不安

旧年中は、格別のお引き立てを戴き誠に有難うございます。旧年に引き続きまして、本年もまた、よろしくお願い申し上げます。

近年は、世界的に経済発展が目覚しく、特に中国・インドを始めとするアジア地区、その他ロシア、・ブラジルなどの国には目を見張るものがあります。これらの世界的経済発展に伴って、天然資源の価格高騰及び品不足が露呈してきております。併せて、慢性的で隣国にも影響を及ぼす環境汚染も広がってきております。

我々の業界も、この影響を色濃く受けており、鉄などの金属材料や、石油製品の急激かつ大きな値上がりは、同業界の経営を圧迫しているのではないでしょうか。また、空気中の二酸化炭素濃度上昇による温暖化が農作物にも悪い影響を及ぼしているようです。我々の業界でも、更なるコストダウンや環境対策が避けて通れない重要問題になっているようです。

その様な中、資源節約や環境対策の解決策の一つとして、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001は有効です。日本は、世界に先駆けて経済先進国の一つになった責任として、このような手法を駆使し問題解決を図り、後に続く経済伸張国の見本となるべきと思われます。

また最近、中国産や韓国産のキムチ(白菜)の中に寄生虫の卵が混入していた問題とか、米国産牛のBSE検疫について日米間の認識の不一致問題など、輸入食材に関する不安は絶えません。このような中、我々の業界は更に安全で安心な国内農産物生産の下支えに邁進しなければならないと思います。

当社も微力ではありますが、業界の一員としてこれらの大きな課題に、全社一丸となって、果敢に取り組んでまいりたいと思っております。本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

 
「創感」第8号 2005年11月24日

「人財」として

企業は人なりと言われております。つまり企業は、人次第で良くも悪くもなるものだということでしょう。

人が仕事を遂行する際、それを処理できる技能・能力・資格と、その判断基準としての人の心の持ち方がその良し悪しを決めていくものです。

企業で働く人のことを一般に「人材」と言われておりますが、この文字からは人を材料の一つとして扱うというイメージが拭えません。材料であれば、必要・不要に応じて間単に調達・廃棄できるものですが、人の場合は材料のように間単に雇用・解雇するわけには行きません。人は感情を持ち、生き甲斐を求め、将来の夢を持っています。このような人特有の性質を満たし、それに応えていくためには、人は企業内で宝(財産)となり、欠かすべからざる存在になるべきだと思います。詰まり、「人材」から「人財」になるべきであろうと思うのです。

「人財」になるためには、先ずは、心がけが大切です。ところで、自分が生まれてきた存在価値とは何でしょうか。全ての人は、この世で何かの役に立つための「使命」を帯びて生まれてきているのです。そして、それをこなすために、全ての人はその能力の種を身に付けて生まれてきているのです。しかし、持って生まれたその「使命」は影も形も無く、自分では見ることができず、誰も教えてはくれません。また、その持ち前の能力の種にも気付いていないのです。それでは、この「使命」はどうやって見つけるのでしょうか。また、持てる能力の種はどうやって育てていくのでしょうか。

「求めよ、さらば与えられん。」と言われておりますように、先ずは、自分の使命は何なのだろうか、と自問自答を繰り返す必要があるでしょう。そして、今与えられた環境の中で、それをどうやって実現していくのか、自分の強みは何か、と同じく自問自答するのです。混乱にも似た幾多の自問自答の結果、与えられた自分の使命に気付けば、あとは自分が何をすべきかは次々と自動的に明確になってくるものです。これらのことを出来きた人々が、企業が求める自発的な提案型の経営的センスをも持った「人財」なのだと思います。

あるときは研修セミナーの受講、資格の取得、種々のトレーニング、チームワークプレーの訓練、様々な試行錯誤などなど多くの努力が必要かもしれません。そうするうちにそれらの努力は報われ、その使命は徐々に達成されてきて、企業人としての使命達成感、社会人としての使命達成感、よき家庭人としての使命達成感や生き甲斐を味わうことが出来るのです。また、これらの使命を次々に達成していく人々を、企業は宝「人財」として求めて離さないのです。

これからは、少子高齢化の時代です。貴重な若い勤労者の方々には、全ての人々が使命感をもった「人財」になってもらいたいと願っています。


 
「創感」第7号 2005年6月3日

地球家族として

かつて世界中に分散した人類の生活範囲は、山に遮られ、川に遮られ、海に遮られ、砂漠に遮られ、氷に遮られ、それぞれが地球上いたる所のある狭い範囲で、孤立するような世界に小さな家族集団単位で住んでいました。しかし、人類は好奇心旺盛であり、ある日山を越え、川を越え、海を越え、砂漠を越え、氷を越え、他の種族と出会い(ぶつかり合い)、お互いの考えの違いにより闘争と支配を繰り返してきました。

時を経るに従い、人々の移動手段も高度化し、また戦い方も高度化してきて、その闘争と支配は徐々に規模を拡大してきました。そして、ついに世界中を巻き込む悲惨な第1次、2次の世界大戦へと続いてくるのです。

これは、他の国の人々つまり外国人が「異人」として受け止められ、お互いに受け入れがたい文化的なまた宗教的な相違などにより、排他的な感情を抱くことにその根があるように思われます。また豊かな生活を支えるための食料・資源などの偏りや、緑豊かで温暖で暮らしやすい自然環境がある一方、方や寒暖の差が激しく緑も少ない厳しい自然環境のような住環境の偏りにも闘争・支配の原因があるようです。

世界中の国々が加盟する国連においては、これらの世界中の諸問題に対して分科会を設け、その解決に取り組んでいますが、世界平和問題、核廃絶問題、人口問題、食糧問題、自然環境問題、疫病衛生問題、人権問題・・・等など、諸問題は一進一退でなかなか進んでいかない現状があります。

これだけ世界規模で経済が発展し、資源の採掘と消費が多く進んでくると、もはや一国の問題ではなくなり、地球一家の問題となってきております。また、核兵器にしても近年のその破壊力は、地球を何回も破壊できるほどのものが蓄積されてきており、これも地球一家の問題です。

我々家族には、一緒に育ち生きていくためにお互いを理解し助け合うという習性があります。これは、人類がもともと本能的に持ち合わせている能力です。交通手段でも、通信手段でも世界規模で容易に結ばれている21世紀の現在、人類が元来持ち合わせている家族意識を地球規模に広げて、地球家族的な意識を持つ時に来ているのではないでしょうか。

世界中の人々が地球家族意識を持てば、毎日ニュースで取り上げられている国際的ないがみ合いは徐々に減っていき、世界中の人々が、お互いの豊かな生活と安全で安心して暮らせる快適な環境を創りだせるように、助け合う日々が来るのも早いはずです。

 
「創感」第6号 2005年3月11日

原材料の高騰を契機に環境改善

日本を含む経済先進国の経済的な停滞をよそに、近年「BRICs」と言われる、ブラジル、ロシア、インド、中国などの急激な経済進展を見せている諸国において、生産・消費活動が活発化していることに端を発し、石油、鉄などの資源の需要と供給のバランスが崩れ、世界的に物不足、価格の高騰、二酸化炭素などの温暖化ガスの増加のような問題が露呈してきております。

我々の業界でも、原材料において、鉄の20%〜30%値上げ等のように大幅な価格の上昇や、調達期間が2倍以上延びて入手しにくくなるなどの影響がでてきております。また、今後BRICsの継続的な経済成長が予測される状況下で、これら原材料の価格上昇や調達期間の延長は一時的なものではなく、長引くものと懸念されております。

その様な中で、経済先進国たるわが国日本としては、これらの状況に翻弄されるだけではなく、資源不足や環境悪化に対する新たな解決策を先駆けて実施し、後に続く国々に範を示す時ではないでしょうか。
今までにも1970年代のオイルショックなど、資源に関する大きな問題に直面したことはありましたが、その後石油価格は沈静化し、いつの間にか喉元過ぎれば熱さを忘れる状況となり、残念ながら国民的な省エネ・省資源活動の意識は、風化してしまいました。

ここに来て、あのオイルショックの再来のような状況になってきておりますが、今度こそは、国を挙げての本格的な省エネ・省資源・リサイクル(再資源化)・リユース(再利用)の進展へと繋げていきたいものです。併せて、温暖化ガスである二酸化炭素の国際的な削減条約である京都議定書が各国で批准され始め、いよいよ先進国が範を示す状況になりつつあるようです。現実的には二酸化炭素の削減目標とは裏腹に排出量の増加という状況にあり、その対策が急がれております。

我々のような企業においても、これらの状況を踏まえて、いち早く解決モデルを確立していきたいものです。先ずできることは、各企業の省エネルギー・省資源等の目標設定と、PDCAサイクルによる目標達成です。これらの目標達成の手段として、我々も運用中の国際環境管理規定ISO14001は非常に有効であり、各企業の皆様に是非お勧め致します。

先ずは、できるところが先にやるという姿勢が必要でしょう。アフリカでの植林などの環境改善活動で、ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんも感動し世界に認められた「もったいない」の精神で、日本から世界を変えていきましょう。

 

 

 

今年で7回目の植林参加となりました。今回のラブ・グリーンの様子はこちらでご覧いただけます。

 

大東亜戦争戦没者慰霊塔へ参拝

「創感」第5号 2004年11月4日
ラブグリーン20周年記念に際して

ラブグリーン20周年記念、おめでとうございます。今回は、この記念すべき年にあたり、この植林活動の原点であった初回の植林地フィリッピン・ミンダナオ島に池田広志さんを訪ね、現地の人々との植林活動と交流の中に更にその意義を再確認すると共に、今後につなぐ年であったような気がします。マングローブとマホガニーの植林活動に加え、ディポログ市内で我々も含めた楽団付きの記念大パレードや、大勢の現地の人々と混成された植林団体を乗せた多数の大型ダンプカーによるコンボイ(車列)など、「あっと驚くしかけ作り」は、いつもの池田さんならではのもので、皆大いに感動しておりました。

今回の植林ツアーは、現地からの日本人の参加者も含め総勢70名という大所帯となり、20周年記念に相応しい陣容でした。特に、次代を担う学生さんや20代の若者が30名以上を占めていたのも特徴的でした。若い人を集めるのに、ラブグリーンの幹部の方々は大変ご苦労されたと聞いておりますが、このような海外での植林体験は、参加された若い人にとっても、また彼ら(彼女ら)が活躍するこれからの社会にとっても、必ずや良い影響を及ぼすことと確信しており、そのご苦労は報われるものと思います。池田広志さんが提唱されているような「国境を越えた環境に関する和の精神」が、これをきっかけにこれらの若い人々の間にも広がっていくのを期待しております。

私自身は、1996年8月マレーシアの植林に参加して以来、9年目、7回目の植林となりました。過去、子供達を小学校の低学年の頃より連れ出し、特に三女は3回も付き合ってくれました。また、会社で推進しているISO14001による環境改善活動の一貫として、昨年より社員も参加させることとし、植林活動が会社内での共通認識となりつつあります。何回も行くことによって、家族にとっても社員にとっても、植林ツアーが1回限りのボランティア旅行ではなく、毎年必要な恒例行事との意識に変わりつつあるものと思います。

最後に、「大東亜戦争戦没者慰霊塔」へ参拝することができ、ミンダナオ島で戦死した伯父(父の兄)の慰霊ができたことにも感謝しております。台風16号で帰国が1日遅れましたが、皆さん本当にご苦労様でした。

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「創感」第4号 2004年7月27日
海外植林

近年は環境破壊による天候不順やそれに伴う水不足が伝えられております。我々も日頃の生活や企業活動のなかで環境に配慮した省資源・省エネルギーに努めなければならないことは勿論、併せて自然環境の回復にも力を貸さなければなりません。

今現在でも世界人口の約18%(11億人)もの人々が安全な水を飲めない状況にあるそうです。また、経済活動による二酸化炭素の増加や、森林の伐採などによる地球温暖化が原因となり、世界中の広大な面積の砂漠化が進行しており、水不足は更に深刻なものになりつつあります。

これらの環境改善のための解決策の一つとして、植林活動があります。世界中には、これらの植林活動にボランティアとして取組む人々が多くおられます。「創感」2号にも記しましたが、当社も、これらの人々と一緒にアジアの植林活動に取組むようになって、はや9年目となりました。私たちが支援し参加しているボランティアグループ「ラブ・グリーンの会」は、本年で20年目を迎え過去28回に亘る延べ984名の方々の海外植林活動により、約333,000本もの熱帯樹の植林が行われてきました。熱帯地方の樹木の成長は早く、植林から10年も経てば多用な生命を育む立派な熱帯ジャングルへと成長するのです。樹木が地表での保水を助け、大気中での水の自然循環を促進する事により砂漠化の進行が喰い止められることは勿論、今までに放出された二酸化炭素を大量に吸収し、代わりに有益な酸素を出し続けてくれているのです。

今回参加するボランティアは総勢約70名で、8月末にフィリッピンにて植林が行われます。当社からも私を含め3名が参加しております。次回の「創感」では、現地でのその様子についても触れたいと思っております。これからも、水と緑は大切にしましょう。

2003年の「ラブ・グリーン」の様子。ORECより参加したメンバーのレポートはこちらでご覧いただけます。


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「創感」第3号 2004年5月1日
草の功罪

四月に入り、いよいよ暖かくなるとともに雨も多くなり、草木が蘇るように新緑を芽吹きはじめました。秋冬には色気が落ちた植物は、今ではいろんな花を咲かせ葉を茂らせ彩りが鮮やかであり、また風薫るように健康に良いマイナスイオンもいっぱい放出しております。

我々の食料となる農産物は多くの手間をかけて大事に育てられていくわけですが、一方、嫌われ者?の雑草は、誰も手間をかけなくても大胆に逞しくあらゆる場所にすくすくと育っていきます。我々も、時には雑草のごとき逞しさも必要なのですが。

雑草といえば、「景観が悪くなる」「見通しが悪くなる」「農作物の栄養を吸い取る」「病害虫の温床となる」「山火事の原因」などなど邪魔になる存在としてばかりが伝えられております。

しかし、一方では人間にとって役に立っている側面もあるのです。「光合成で二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する。」「草の根が硬い土地や砂礫を細分化し、植物に必要な表土を生成する。」「草の根が硬い表土を団粒構造化することによって、樹木に必要な土中への酸素・水・養分の浸透を促す。」「草の根の周りにはミミズが繁殖し、土中に有効な有機質を供給する。」「斜面では、草の根が土砂の流出を食い止める。」などなど思わぬ効果もあるのです。

そこで、草の良い面だけを生かすにはどうすれば良いかということになるわけですが、ここで我々が提供させていただいている草刈機、芝刈り機などが一役かっているのです。

例えば、リンゴ、なし、ブドウ、サクランボ、柿、桃、などの果樹園では、「草生栽培」という、園内に草を生やした栽培方法がとられております。お客様に安心して食べていただくために、除草剤は極力使わない自然の環境を生かした有機農法の一つとしてすっかり定着しているのです。しかし、草は旺盛な繁殖力があり、放っておいたのでは樹木に一気に害を及ぼしますので、草刈機によるこまめな草刈作業が必要となるのです。短く草を刈られた緑のじゅうたんの中の果樹園は、マイナスイオンがいっぱいで本当に爽やかです。このように安心できる環境で育てられた、体に良い大地の恵み(果実)をおおいにいただきましょう。

これからも、お客様がいかに楽に草刈ができるかを常に追求し、草の良さをおおいに生かしていきたいと思っているところです。

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「創感」第2号:平成16年 年頭所感 2004年1月5日

安全な国内食料の自給率向上

旧年中は、格別のお引き立てを頂き誠に有難うございます。本年も又、旧年に引き続きまして、お引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
昨年は、国内の農業においては天候異常による農作物の不作に見舞われるとともに、海外からの低価格農産物の輸入による、価格低下にも見舞われ、当業界にとっては厳しい年でありました。又、海外での異常気象も顕著で、ヨーロッパにおいては百年来の大旱魃で、農産物の不作や緑地の消滅など、農業機械や緑化機械の輸出メーカーへの影響も大きいものでした。
このような中にあって、農産物のDNA鑑定による、新種作物の創作権の保護に関する法案が成立しつつあることは、これらの最先端を走る日本農業にとっては明るい材料であります。今までのように、日本で開発された新種の作物が、あっと言う間に海外から激安価格で入ってくるということは少なくなるのではないか、と今後について期待されているところです。
また、安全な食料を求める消費者の意識の高まりとともに、昨今の無登録農薬問題に端を発し、農薬に関する消費者の感心は高く、減農薬栽培技術が高まってきていることも、国内の農産物の信頼を高めつつあり、輸入農産物との差別化は進んでいるものと思われます。
ついては、我々農業機械業界のメーカーもこの流れに沿って、日本の農産物の競争力を高める方向での製品開発が必要と思われます。特に当社では、歩行型草刈機、乗用型草刈機および、管理機などによって、農地における除草剤の削減による、減農薬栽培を促進していきたいと考えております。コスト、性能、取り扱い性、等についてお客様の負担を減らし、よりスムーズに減農薬栽培に移行できるような製品開発を心がけていきたいと思っております。
本年も、安全な国内食料の自給率向上への貢献のために、農業機械業界の一員として、微力ではありますが、全社一丸となってオリジナリティーの発揮に努めたいと思っております。本年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

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「創感」第1号 2003年10月31日

秋も深まり、今年も残り少なくなってきました。環境問題がクローズアップされてきている昨今ですが、我々が取り組んできたことがありますのでお知らせ致します。

私は、地域の活性化に向けた活動を活発に行っている「博多21の会」に所属しております。ここは、各企業、団体、などの経営者および幹部の方々が、相互啓発及び地域への提言を目的に活動を行っている団体です。
その活動の一つに、我々が8年来続けてきたことがあります。それは、「ラブグリーン」という海外植林活動団体(NGO)の支援と同時に、一緒に海外へ出かけ植林活動を行うということです。
我々が関わるようになって8年目ですが、その間マレーシア、フィリッピン、フィージー、タイ、などの国々へ行き、そして地元の小学校・中学校・高校の生徒達と一緒になって植林をして参りました。
植物は、我々が排出した二酸化炭素を吸収し、有益な酸素を出してくれる貴重なものです。東南アジアの熱帯雨林での樹木の成長は目に見えて早く、植え甲斐があるものです。特に、海岸沿いの海水にでも育つ「マングローブ」は、二酸化炭素の吸収力が極めて強く、また、タコ足のように広がった多数の根元は、魚やカニなどの小動物の住みかとなり、自然環境の回復に著しく貢献するものです。これらの経験を基に、日頃の生活や仕事にも環境のことを忘れずに取り組んでいきたいものです。
今年は、植林ツアーの時期がずれたこともあり私は行けなくなりましたが、当社からは11月末の植林ツアーに2名の希望者が参加しております。12月頃には、参加者からのレポートや写真を掲載できると思います。

海外植林ボランティア活動に興味のある方は、こちらのホームページへアクセス願います。
http://www.lovegreen.jp/

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