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User's VoiceDr.MIST使用者の声

繁殖農家/宮崎 石橋秀人さん

繁殖農家 / 宮崎石橋秀人さん

尊敬する牧場主の言葉を機に
半信半疑でシステムを導入

私たちの牛舎がある場所は民家がすぐ側にあって、絶対に臭いを出してはいけないと行政の方からも注意をされていたんです。もしも近隣の方から役所に苦情が入ってしまうと、ここでは仕事を続けられなくなってしまいますから。臭いを出さないためには頻繁に床替えをするしかなく、私一人では手が足りないので妻にもずいぶん苦労をかけていました。
Dr.MISTを知ったのは2年前のことです。尊敬するB牧場さんが「うちはこれで臭いがなくなったよ」と紹介してくださいました。信頼している方からの紹介だったので試してみようと導入を決めたんですが、それでもまさか本当に臭いが消えるとは思っていませんでした。

労力と敷料を削減
苦労をかけた妻に恩返し

Bさんの言ったことは本当でした。それまでは新しい床を入れて7~10日くらいすると臭いがしていましたが、Dr.MISTを設置してからは1ヶ月くらいしてちょっと臭うかなという程度になって。そこに新しい敷料を足すとまた臭いがなくなる。
今では床替えが3ヶ月に一度になってすごくラクになりました。私は好きで働いていたから良かったんですけど、床替え中は臭いもきついし、体力の要る仕事です。妻は口には出しませんでしたが、大変だっただろうなって思うんです。その苦労から解放してあげることができて本当に良かったと安心しています。そのうえ床替えの回数が減ったことで敷料が半分になり、年間120万円かかっていたコストが約60万円にまで削減できたんです。経営が改善できて家族のために使える資金が増えました。

経産周期を60日短縮し
毎月10万円の収益アップ

取り引きのある肥育農家さんからはよく「エサ泥棒」って言われるんです(笑)。この牛舎で生まれた子牛はよく食べるから。食欲旺盛な牛はそれだけ大きくなるので肥育農家さんからすると嬉しい悲鳴なんですよね。
牛がすくすくと成長するのはストレスなく育った証です。Dr.MISTを設置してからというもの牛たちはすごい格好で寝るようになりました(笑)床から臭いが消えて快適になったんでしょうね。床にべったりと鼻先をつけて寝そべっているんですよ。
繁殖にも良い変化が起きました。発情期が安定し、親牛がたくさん子牛を生むようになったんです。Dr.MISTの導入以前は経産周期が約430日だったのが、今では約370日に短縮されています。目標にしていた「一年一産」を達成できるようになったんです。

Dr.MISTを機に
生まれた余裕を次に活かす

Dr.MISTを設置した頃から牛たちは病気にかかりにくくなりました。冬場は特に風邪をひきやすく、耳が垂れていたり咳をしたりと体調不良の姿があったんですが今ではそれが減り、風邪をひいても治りが早くなったんです。
健康管理に手がかからなくなったぶん、浮いた時間と労力を親牛のケアや飼料の研究など他のことに費やせるようになりました。子牛がたくさん生まれるようになったことも、よく食べて成長するようになったことも、そういった積み重ねが良かったのかなと思います。
私は、子牛が生まれたときにはいつも「10ヶ月後にはどんな牛に育つだろう」と想像します。種牛にも母牛にも似た良い牛に育ってほしい。そう願いながら出荷されるまでの間、面倒をみています。10ヶ月経ったとき、思い描いた通りに育っているとそれはもう感動するんです。Dr.MISTをきっかけに生まれた余裕をまた次の改善につなげて、健康でよく成長する良い牛を育てていきたいですね。

有機農家/福岡 岩下盛明さん

肥育農家 / 宮崎岩下盛明さん

和菓子職人から肥育農家へ
牛の健康のために気を配る日々

私はもともと和菓子の職人だったんです。宮崎で5年、和歌山で5年、和菓子づくりをしていたんですが、29歳のときに肥育農家の父の後を継ぐために地元へ戻りました。最初は気楽に考えていたんですが、いざやってみるとそれはそれは大変な仕事で。
牛はデリケートな生き物なのでストレスを与えないように気をつけなくてはいけません。
良質なエサを与え、病気やケガがないかていねいに観察する。“牛養い”にとって最も大切な仕事は牛の健康管理なんです。
特に気を付けているのは牛舎の床を清潔に保ってあげること。牛が一日中過ごす場所なので、定期的に床替えをして衛生管理をしています。
床替えは畜産農家にとって大変な重労働です。シャベルの機械を使うので大きな音がして牛にとってもストレスがかかります。とはいえ牛の糞尿が溜まった床をそのままにしていれば不衛生で臭いがするし、ハエも集まる。床替えは大変だけれど頻繁にやり続けるしかない。それが私たち畜産農家にとっての常識でした。

床替えの頻度が3分の1に
敷料のコスト200万円を削減

Dr.MISTを設置したのは今から2年前、2017年のことです。JAさんの紹介でオーレックの担当者の方がお見えになりました。そのときすでに他の地域では導入している農家があって、私が住んでいる野尻地区でも導入モデルが欲しい、と声をかけてくださったんです。
設置前は、子牛の牛舎で14日間に一度、成牛だと20日に一度、床替えをしていましたが、今ではどちらも2ヶ月に一度に減っています。夏場なんて3ヶ月も替えなかったんです。ずいぶんラクになりましたね。
床替えの頻度が減るので敷料のおがくずを買う量も減りました。これまでは4tトラックで月に6台は仕入れていましたが、今では月に2台ほど。3分の1に減りましたね。1台あたり4万2000円の費用がかかりますから、それが月に16万8000円、年間200万円近くの費用削減になっています。

「臭いがせんくなったね」
近隣や家族からもらったうれしい声

最初は「臭いが消える」と聞いても信じられませんでした。妻も「そんなことあり得ない」と猛反対で。でも、実際に設置している人が「これは良い」と言うもんだから試してみることにしたんです。
設置して1ヶ月くらい経った頃でしょうか。臭いがだんだんと消えて、近くを通る人からは「あんたんとこは臭いがせんくなったね」と言われるようになりました。
牛舎だけでなく床からつくった堆肥の臭いもなくなったんです。近所で畑をしている農家さんのところに堆肥を持っていくのは妻の役目でしたから、ずいぶん肩身の狭い思いをさせていました。農家の方はこの臭いに慣れていても、近隣住民からは苦情が届きますからね。
それが今では「いつ持ってきたか分からん」と言われるそうですよ。近所の農家からは「何が起きたんですか」と見学に来られますよ。最初は「臭いがせんでしょう」とこちらから言わないと分からないこともありましたが、今では「本当に臭いがせんなあ」と驚かれますね。
ドクターミストを導入することに、妻は反対していたんですが数々の変化を見て「本当によかったね」と言ってくれますし、子どもたちも「臭くないから助かる」と喜んでいます。

肥育農家にとって重要な役目は
牛が健やかに過ごせる環境づくり

床が快適だからでしょうか。Dr.MISTを設置してからは牛たちも居心地がよさそうで床に寝転がったり、わらを食べたり自由気ままに過ごしています。
牛はたくさん食べてしっかり寝るのが仕事ですから、こうしてリラックスしている姿を見られるのは嬉しいですね。
42年間、大事にしているのは、いち早く牛の不調や異変に気づくことです。尿がちゃんと出ているか、足に腫れはないか、咳をしていないか。病気の予兆があればすぐに治療を施します。
今はこうして臭いがしなくなり、牛舎の環境が良くなりましたから病気の予防にもつながります。牛が健やかに過ごせる居場所をつくってくれたDr.MISTに感謝しています。